作成日: 2020/04/15 最終更新日: 2020/05/29
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ASP.NET MVCアプリケーションで ActiveReports for .NET を使用することは基本的には可能です。
ただし、WebViewerコントロールに関しては ASP.NET MVCアプリケーション上での利用をサポートしておりません。
ASP.NET MVCアプリケーションでクライアント側にレポートを表示したい場合、以下の方法をご検討ください。
ただし、WebViewerコントロールに関しては ASP.NET MVCアプリケーション上での利用をサポートしておりません。
ASP.NET MVCアプリケーションでクライアント側にレポートを表示したい場合、以下の方法をご検討ください。
- JSビューワを使用する方法(Professionalのみ)
JavaScriptコンポーネントとして構成されているJSビューワは、ASP.NET MVCアプリケーション上でも利用可能であり、その動作を保証しております。
具体的な実装方法については、製品付属の以下のサンプルをご覧ください。
JSビューワの使用
JSビューワ(MVC)サンプル
- エクスポート機能を使用する方法
ActiveReports の各種エクスポート機能は、ASP.NET MVCアプリケーション上でも利用可能です。
たとえば、レポートをPDF形式に変換し、そのPDFデータをバイナリ形式でクライアントに配信することで、クライアント側のブラウザにPDF形式でレポートを表示することが可能です。(ただし、この場合にはクライアント側にAdobe Reader等のPDF表示用のソフトウェアが必要です。)
一例としては、以下のようにメモリストリームにエクスポートしたPDFをFileContentResultクラスを使用してダウンロードする方法が考えられます。
◆サンプルコード(C#)
public FileContentResult PDF() { // レポート生成 var rpt = new SectionReport1(); rpt.Run(); // PDFエクスポート var pdfExport = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.Section.PdfExport(); var ms = new System.IO.MemoryStream(); pdfExport.Export(rpt.Document, ms); // クライアントにダウンロード return File(ms.ToArray(), "application/pdf"); }
◆サンプルコード(VB.NET)
Function PDF() As FileContentResult ' レポート生成 Dim rpt As New SectionReport1 rpt.Run() ' PDFエクスポート Dim pdfExport As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.Section.PdfExport() Dim ms As New System.IO.MemoryStream() pdfExport.Export(rpt.Document, ms) ' クライアントにダウンロード Return File(ms.ToArray(), "application/pdf") End Function
上記ではセクションレポートの場合のコードを記述しておりますが、ページレポート/RDLレポートでも同様の実装が可能です。PDFエクスポートの方法については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。
PDFへの描画(ページレポート/RDLレポート)
PDFエクスポート(セクションレポート)
- HTTPハンドラ機能を使用する方法(Professionalのみ)
ActiveReportsでは、レポートを生成してクライアントへ自動配信する2種類のハンドラクラスを提供しております。これらのハンドラは、ASP.NET MVCアプリケーション上から呼び出したときにも有効となります。
使用方法については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。
HTTPハンドラ
関連情報
旧文書番号
85419