作成日: 2016/01/12 最終更新日: 2018/05/30
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本製品のセットアッププログラムは、製品フォルダ下のBinフォルダに電子署名付きのアセンブリDLLファイルをインストールします。
ネットワークに接続されていない環境で電子署名付きのアセンブリを使用すると、現在のWindowsセッション内で初めてアセンブリを使用する際に、読み込みに時間がかかる場合があります。この現象は、OSがアセンブリに付与された証明書の有効性を検証するためインターネットに接続し、タイムアウトが発生するまで処理が戻らないために発生します。
メモ
電子署名付きのアセンブリをインターネットに接続できない環境で使用する場合は、以下の手順によりCRLのダウンロードを実行しないように設定することで回避可能です。CRLをダウンロードしない場合でも本製品を利用することは可能です。
1. [コントロール パネル] - [インターネット オプション] を実行します。
2. [インターネットのプロパティ] ダイアログで [詳細情報] タブ を選択します。
3. [発行元証明書の取り消しを確認する] のチェックボックスをオフします。
また、.NET Framework 2.0 Service Pack 1以降では、*.exe.configに以下の行を追加することにより、アプリケーション開始時の署名検証を無効にすることができます。
ネットワークに接続されていない環境で電子署名付きのアセンブリを使用すると、現在のWindowsセッション内で初めてアセンブリを使用する際に、読み込みに時間がかかる場合があります。この現象は、OSがアセンブリに付与された証明書の有効性を検証するためインターネットに接続し、タイムアウトが発生するまで処理が戻らないために発生します。

- 本事象は、.NET Framework 2.0ビルドのアセンブリのみで発生します。.NET Framework 4で.NET Frameworkのセキュリティポリシーが簡略化されたため、.NET Framework 4.0ビルドのアセンブリでは発生しません。
電子署名付きのアセンブリをインターネットに接続できない環境で使用する場合は、以下の手順によりCRLのダウンロードを実行しないように設定することで回避可能です。CRLをダウンロードしない場合でも本製品を利用することは可能です。
1. [コントロール パネル] - [インターネット オプション] を実行します。
2. [インターネットのプロパティ] ダイアログで [詳細情報] タブ を選択します。
3. [発行元証明書の取り消しを確認する] のチェックボックスをオフします。
また、.NET Framework 2.0 Service Pack 1以降では、*.exe.configに以下の行を追加することにより、アプリケーション開始時の署名検証を無効にすることができます。
<configuration>
<runtime>
<generatePublisherEvidence enabled="false"/>
</runtime>
</configuration>
<runtime>
<generatePublisherEvidence enabled="false"/>
</runtime>
</configuration>
旧文書番号
81527