作成日: 2018/04/23 最終更新日: 2020/02/17
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バージョン2018J v1以降のWijmo 5を使用する場合、アプリケーション内で、setLicenseKeyメソッドによるライセンスキーの設定が必要です。
アプリケーションの実行時にライセンス関連のエラーが発生する場合は、以下の内容をご確認ください。
※ ライセンスキーの生成時に指定したドメイン(またはIPアドレスやホスト名)の情報は、ライセンスキーの文字列の先頭に記載されています。
1. ライセンスキーの設定処理が行われていない
【エラーメッセージ】
「アプリケーションで使用しているWijmoのライセンスが設定されていません。」
【原因】
ライセンスキーの設定が行われていない場合や、ライセンスキーを設定する前にWijmoコントロールを表示している場合に発生します。
【対処方法】
setLicenseKeyメソッドによるライセンスキーの設定処理が実装されており、それがWijmoコントロールを表示する前に実行されているかどうかをご確認ください。
2. 異なるドメインで実行している
【エラーメッセージ】
「アプリケーションで使用しているWijmoのライセンスは現在のドメインで無効です。このライセンスはXXXXに割り当てられています。現在のドメインはYYYYです。」
【原因】
設定しているライセンスキーのドメインと、アプリケーションを実行しているURLのドメインが異なる場合に発生します。
【対処方法】
ライセンスキーの内容はドメイン(ウェブブラウザのアドレスバーに表示される「http://*****/」の部分)ごとに異なります。別のドメインへアプリケーションを配布する場合は、そのドメイン名でライセンスキーを生成し、アプリケーションに設定してください。
3. 設定しているライセンスキーに誤りがある
【エラーメッセージ】
「アプリケーションで使用しているWijmoのライセンスは無効です。」
【原因】
設定しているライセンスキーの文字列に誤りがある場合に発生します。
【対処方法】
アプリケーションの実行時にライセンス関連のエラーが発生する場合は、以下の内容をご確認ください。
※ ライセンスキーの生成時に指定したドメイン(またはIPアドレスやホスト名)の情報は、ライセンスキーの文字列の先頭に記載されています。
1. ライセンスキーの設定処理が行われていない
【エラーメッセージ】
「アプリケーションで使用しているWijmoのライセンスが設定されていません。」
【原因】
ライセンスキーの設定が行われていない場合や、ライセンスキーを設定する前にWijmoコントロールを表示している場合に発生します。
【対処方法】
setLicenseKeyメソッドによるライセンスキーの設定処理が実装されており、それがWijmoコントロールを表示する前に実行されているかどうかをご確認ください。
2. 異なるドメインで実行している
【エラーメッセージ】
「アプリケーションで使用しているWijmoのライセンスは現在のドメインで無効です。このライセンスはXXXXに割り当てられています。現在のドメインはYYYYです。」
【原因】
設定しているライセンスキーのドメインと、アプリケーションを実行しているURLのドメインが異なる場合に発生します。
【対処方法】
ライセンスキーの内容はドメイン(ウェブブラウザのアドレスバーに表示される「http://*****/」の部分)ごとに異なります。別のドメインへアプリケーションを配布する場合は、そのドメイン名でライセンスキーを生成し、アプリケーションに設定してください。
3. 設定しているライセンスキーに誤りがある
【エラーメッセージ】
「アプリケーションで使用しているWijmoのライセンスは無効です。」
【原因】
設定しているライセンスキーの文字列に誤りがある場合に発生します。
【対処方法】
- setLicenseKeyメソッドの引数に指定している文字列が、生成したライセンスキーと一致しているかどうかをご確認ください。
- setLicenseKeyメソッドを複数回実行した場合、後から実行した内容で設定が上書きされます。アプリケーション内でsetLicenseKeyメソッドが複数回実行されていないかをご確認ください。
- サブスクリプションのリニューアル(契約更新)後にリリースされた新しいバージョンのモジュールを使用するには、新しい認証コードとライセンスキーを取得し、ライセンスキーを設定しなおす必要があります。新しいバージョンのモジュールに、古いバージョンのライセンスキーを設定していないかをご確認ください。
- ライセンスキーを外部ファイルから読み込んでいる場合、ライセンスキーに含まれている記号が自動エスケープにより別の文字列に変換されてしまう事例や、文字コードの違いによりライセンスキーが文字化けしてしまう事例が確認されています。最終的にsetLicenseKeyメソッドの引数に指定している文字列が、ライセンスキーの文字列と同一かどうかをご確認ください。
- リバースプロキシがURL変換を行うSSL-VPN環境において、ライセンスキーに含まれているドメインの文字列が、別のドメインに書き換えられてしまう事例が確認されています。この場合、ライセンスキーとして無効な文字列になるため、本エラーが発生します。
ドメインの文字列を含めない形のライセンスキーを、弊社の方で発行することも可能です。sales@grapecity.comまでご相談ください。
関連情報
旧文書番号
82630